ヒナノキンチャク Polygala tatarinowii


ヒナノキンチャク

分類
ヒメハギ科 ヒメハギ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-9月 草地
地域
東北以南
特記
絶滅危惧1B類
特徴
丈は普通5-15cm。葉は5-30mmの卵形~楕円形ですが、先端は丸いものから尖るものまでいろいろ。短柄があります。
花は茎頂に総状に花を付き、長さ2mmほど、萼5枚のうち2枚がピンクの花弁状で横に開いき、花弁は3つで中央の黄色い袋状の花弁、その上に被る2枚が重なった上弁があります。果実は円盤状です。
備考
エングラー : ヒメハギ科
類似種
 
撮影地
2013.8 山梨県  他

ヒナノキンチャク

咲き始めのものはとても小さく、丈は3-4cmほどでした。 (2013.8 山梨県)


ヒナノキンチャク

花は2mm。横に開いているピンクの花弁状のものは萼。花弁は下側の黄色い袋状花弁が目立ち、その上に被さるピンク色のものは、2枚の花弁が重なって1枚に見えています。袋状の花弁は橙色に変化するようです。 (2013.8 山梨県)


ヒナノキナチャク

果実は3mmほどの円盤状。 (2015.10 山梨県)


ヒナノキンチャク

葉は先端が尖った卵円形。普通1-2cmほどだそうですが、ここにあるものはみな5mm程度でした。中央の葉脈が目立ち、翼のある短い柄が確認できました。 (2013.8 山梨県)