カテンソウ Nanocnide japonica


カテンソウ

分類
イラクサ科 カテンソウ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-5月 明るい林内
地域
本州以南
特記
 -
特徴
高さ10-30cm、葉は1-3cmの扇状卵形で先の丸い鋸歯があり、葉身と同長の柄があります。
雄花は茎頂や葉腋に数個ずつまとまって付き、花被片は5、雌花序は中部の葉腋から伸びる短い柄の先に付き、花被片は4。
備考
エングラー : イラクサ科
類似種
 
撮影地
2016.4 東京都高尾山  他

カテンソウ

春先に見られ、丈は15-30cmほど。(2008.4 東京都高尾山)

カテンソウ

雄花。花被片5、雄しべ5。写真は雄しべが花粉を飛ばした後の状態で、少し内側に曲がり初めている。中央の星形の5角状のものは未熟な子房。(2016.4 東京都高尾山)

カテンソウ

葉は上部で密に付き、対生に見えますが互生。扇状の卵形で、 先の丸い大きな鋸歯があり、葉面に小さなイボ状凸部が見られます。葉裏には毛が見られ、特に脈上のものはやや長い。(2014.4 茨城県城里町)