エゾタチカタバミ Oxalis stricta


エゾタチカタバミ

分類
カタバミ科 カタバミ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-9月 草地 林縁
地域
中部以北
特記
 -
特徴
オッタチカタバミと混同されがちですが、れっきとした在来種。
丈は10-40cm、茎が地を匍わずに立ち上がり、葉は3小葉で小葉は倒心形、托葉はごく小さい。
花は集散状に1-3個付き、径8mm、小花柄は花が終わっても横を向きません。果実はあまり角張らず、密に毛があります。
備考
エングラー : カタバミ科
近似種
オッタチカタバミ  : 花が終わると小花柄は横向き~斜め横向きになる。
カタバミ : 茎が地上、地中を横に匍って広がる。
撮影地
2013.6 秋田県由利本荘市  他

エゾタチカタバミ

何もかも真っ直ぐに立ち上がる印象があり、下部がスカスカで細身な印象で、不自然さを感じます。 (2012.9 山形県月山)


エゾタチカタバミ

カタバミとの差異は不明確ですが、花柱先端が横に開いていました。この写真は6数性ですが、普通はカタバミと同じ5数性。 (2013.6 秋田県由利本荘市 / 2012.9 山形県月山)


エゾタチカタバミ

果実が角張らず、柄も真っ直ぐ伸びていて、カタバミやオッタチカタバミのように 深いL型に折れ下がりません。 (2013.6 秋田県由利本荘市)