オッタチカタバミ Oxalis dillenii


エゾタチカタバミ

分類
カタバミ科 カタバミ属
植生環境
開花時期
4-7月 道ばた 公園 荒れ地
地域
外来種 (北米原産)
特記
 -
特徴
都市部に多いカタバミ。
カタバミのような太い主根がなく、根茎が横に匍い、地上茎は全てそこから出て、基部で2-3分することも多く、それぞれ丈が10-50cmほどになります。葉は節に1-3個付き、3小葉で小葉は倒心形。托葉はごく小さく1mm程度。茎に毛が多く見られます。
花は葉腋から伸びる長い柄に散形状に数個ずつ付き、径8mm、花序の柄や花柄、萼にも上向きの白い毛が密生します。花が終わると果柄は横向き~斜め下向きとなります。果実にも毛が多い。
草取りの経験上、丈が大きくなっても容易に引き抜けるカタバミが本種。
備考
エングラー : カタバミ科
近似種
カタバミ : 根茎が地上や地中を匍い、葉は節に1つずつ。
エゾタチカタバミ : 花が終わっても小花柄は横向きにならない。根茎はない。
撮影地
2016.5 千葉市

エゾタチカタバミ

茎が横に拡がらず、まっすぐに立ち上がります。 (2014.5 千葉市)


エゾタチカタバミ

花は径8mm、カタバミとあまり変わらないようです。 (2014.5 千葉市)


エゾタチカタバミ

茎の上部では葉は集まって付きます。葉は3小葉。 (2014.5 千葉市)