セイタカアワダチソウ Solidago altissima

2022.11.3 更新

セイタカアワダチソウ

分類
キク科 アキノキリンソウ属
植生環境
開花時期
10-11月 湿り気のあるところ
地域
外来種 (北米原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
一時大繁殖して、ススキを圧倒した秋の害草でしたが、最近はだいぶ減って落ち着きました。
丈は2m以上にもなります。茎葉は6-13cmの披針形で先が尖り、3脈が目立ちます。茎や葉には毛が見られます。
花は茎頂の大型の円錐花序に多数付きます。舌状花は10-18個、雌性花で1列、筒状花は3-5個、総苞は3.2-5mm。
備考
エングラー : キク科
類似種
オオアワダチソウ : 夏に開花し、頭花が少し大きくて数がやや少なく、茎や葉に毛がない。
撮影地
千葉市

セイタカアワダチソウ

かつてはススキを駆逐する勢いでしたが、最近はすっかり棲み分けて定着し、秋の風物詩の1つになった気がします。よく見れば、結構豪華で綺麗な花。


セイタカアワダチソウ

花序の枝は多数で、それぞれ多数の頭花が総状に上向きに付きます。


セイタカアワダチソウ

舌状花は10-18個、筒状花は3-5個。


セイタカアワダチソウ

葉は披針形。3脈が目立ちます。