オワリセンダングサ Bidens subalternans

2023.10.7 更新

オワリセンダングサ

分類
キク科 センダングサ属
植生環境
開花時期
9-10月 河川敷 道ばた 荒れ地
地域
外来種 (南米、豪州ア、欧州原産)
特記
 -
特徴
丈は1mほど、葉は上部では互生し、2回3出複葉、小葉は狭披針形~線状披針形で鋸歯がある。
頭花はやや大きく、小花は約20個前後、舌状花は0-3個で黄色、果実の刺は4つ。
丈が50cm程度の小型の型があると聞く。
付記
2011年に愛知県から発表された新たな外来種。現在、千葉・愛知・大阪・兵庫で確認されている。
出典
https://www.pref.aichi.jp/kankyo/sizen-ka/shizen/gairai/search/pdf/176_2021.pdf
備考
エングラー : キク科
類似種
センダングサ : 葉は1-2回羽状複葉、頂小葉は卵形。
コバノセンダングサ : 葉は上部も対生し、2回羽状全裂し裂片は更に羽状中裂する。小花の数は少ない。
ホソバノセンダングサ : 葉は上部も対生し、2-3回羽状複葉、裂片は幅5mm以下と細い。
撮影地
千葉市

オワリセンダングサ

上部では側枝は広角度で長く伸びるような傾向が見られました。


オワリセンダングサ

舌状花は淡黄色で0-3枚 筒状花より色が薄く、淡い黄色。筒状花は多く、20個前後ある。(写真では25個程度あると思われる) 総苞片は広線形で5-10個。センダングサに比して縁毛が少ない。


オワリセンダングサ

葉は下部では対生、上部では互生、2回羽状深裂。葉は薄く、柔らか。裂片は細いですが、 ここのものはホソバノセンダングサほどではなく、5mm以上ありました。


オワリセンダングサ

左から・・・アメリカセンダングサ、本種、コセンダングサ。 本種とコセンダングサは似ていますが本種の種子はスリムで刺は4つある。