シモツケアザミ Cirsium nasuense

2022.10.5 更新

シモツケアザミ

分類
キク科 アザミ属
植生環境
山地
開花時期
9月 林縁
地域
栃木
特記
 -
特徴
ブナ帯のアザミ。
葉は長楕円状披針形で羽状深裂し、裂片は欠刻状、中脈が白い。茎は少し茎を抱きます。
頭花は多数付き、小型で下向き、総苞は狭筒形で総苞片は8-9列で、斜開~反曲、中片に腺体が見られて粘ります。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
栃木県那須町

シモツケアザミ

側枝はやや鋭角に斜上は、頭花は下向きに咲きます。


シモツケアザミ

総苞は狭筒形で総苞片はふつう斜上~反曲。クモ毛が少し見られ、片は8-9列。中片に狭披針形~披針形の腺体が認められました。時に小刺が見られる片もあるようでした。


シモツケアザミ

葉は狭披針形で羽状深裂、鋭い印象。刺は開出します。多くは中脈が白い。


(参考)

シモツケアザミ

本種を疑うもの。総苞片は9列、腺体のある場所は多少バラついていたが、中片上部では確実に見られた。(2021.10 栃木県大田原市)