ナンブトウヒレン Saussurea sugimurae


ナンブトウヒレン

分類
キク科 トウヒレン属
植生環境
里 山地
開花時期
8-9月 林内 林縁
地域
青森東部 岩手
特記
 -
特徴
丈は30-12cm、葉は10-18cmの長卵形~三角状で基部は心形、柄に幅の広い翼があり、茎の翼に続く。上部の葉は柄がごく短く、小さい。
頭花は茎頂や上部の葉腋などにそれぞれ総状に付き、総苞は鐘形、クモ毛がある。総苞片は8列で先端が尾状に尖る。
備考
エングラー :  キク科
類似種
センダイトウヒレン : 総苞片は7列前後、葉柄や茎の翼は小さい。
撮影地
2013.10 岩手県花巻市

ナンブトウヒレン

青森南東部~岩手県に多いトウヒレン。センダイトウヒレンと分布は接しており、迷うことも多い。 (2013.10 岩手県花巻市)

ナンブトウヒレン

総苞は鐘形、片は8列で内片と外片はほぼ同じ長さ、先は長く尾状に伸びる。 (2013.10 岩手県花巻市)

ナンブトウヒレン

下部の葉は長卵形、基部は心形、柄に翼があり、茎に流れて茎の翼に続く。 (2013.10 岩手県花巻市)