ナガバノコウヤボウキ Pertya glabrescens


ナガバノコウヤボウキ

分類
キク科 コウヤボウキ属
植生環境
山地
開花時期
8-10月 乾いたところ
地域
宮城以南
特記
 -
特徴
コウヤボウキによく似ていますが、こちらは夏から咲き出します。
1年目の葉は卵形で互生、2年目の葉は菱状長楕円形~狭倒披針形で先が尖り基部は細まって無柄、5-6枚が束生します。いずれの葉も硬質で無毛。
頭花は2年目の枝の束生した葉の中央に付き、長さ15-18mm。
備考
エングラー : キク科
類似種
コウヤボウキ : 1年目の枝先に頭花が付く。花期は1カ月以上遅い。
撮影地
宮城県丸森町  群馬県妙義山

ナガバノコウヤボウキ

 


ナガバノコウヤボウキ

 


ナガバノコウヤボウキ

2年目の葉は短枝の束生します。葉には3脈があり、縁には浅くて鋭い鋸歯があります。 長葉(ナガバ)というより、葉の先端が長く尖る印象。花はこの短枝の先に付く。


ナガバノコウヤボウキ

1年目の枝の葉はコウヤボウキに似て広卵形で互生。よく分枝します。