ハハコグサ Pseudognaphalium affine

2023.5.10 更新

ハハコグサ

分類
キク科 ハハコグサ属
植生環境
開花時期
3-7月 暖地ではさらに10-11月 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
春先に田の畦などでよく見られますが、秋でもよく見られます。
丈は15-40cm、茎は叢生し、中間部では分枝しません。葉は2-6cmの狭倒披針形~へら形でわずかに茎を抱き、両面に綿毛が密にあって白い。
頭花は茎頂にかたまって付き、総苞は球状の鐘形で長さ3mm、総苞片は3列で膜質。
備考
エングラー : キク科
類似種
アキノハハコグサ : 丈は~80cmにもなり、よく分枝する。葉表の綿毛は少なく、花序はややバラける。総苞片は4列。開花はふつう秋のみ。
セイタカハハコグサ : 花序は全体に淡褐色に見え、総苞に綿毛はない。
撮影地
2019.6 新潟県十日町市

ハハコグサ

春も進むと40cm程度まで大きくなります。花期終盤や秋咲きのものは、アキノハハコグサやセイタカハハコグサと誤りやすい。 (2023.5 千葉市)


ハハコグサ

頭花は密に付きますが、終盤になると柄は伸びてバラけていく。総苞片は3列、膜質で黄色みを帯びて見える。 (2007.4 千葉市)


ハハコグサ

葉は狭倒披針形~ヘラ形で基部は僅かに茎を抱きます。茎とともに両面に綿毛があって白い。 (2007.4 千葉市)