ウスベニチチコグサ Gamochaeta purpurea


ウスベニチチコグサ

分類
キク科 チチコグサモドキ属
植生環境
開花時期
7-9月 草地 荒れ地 道ばた
地域
外来種 (北米原産)
特記
 -
特徴
全体にチチコグサモドキに似ていますが、花序に小さな葉が混じること、花期に根生葉がないことなどが異なります。
丈は20-50cm、全体に軟毛が多い。茎葉は細いへら形で裏面は綿毛が多くて白く、葉表は少ない。根生葉は花期には見られません。
頭花は茎の上部に集まって付き、長さ5mm、筒状花は赤色、総苞片にはまばらに毛が見られます。
備考
エングラー : キク科
類似種
チチコグサモドキ : 花序は上部の葉腋ごとに付く。花序に小さな葉が混ざらない。
撮影地
2017.5 千葉市  他

ウスベニチチコグサ

丈は20cmより少し大きい程度でした。基部で分枝し、ふつうは複数の茎を立ち上げます。 (2019.5 千葉県睦沢町)


ウスベニチチコグサ

咲き始めの頃は花序を囲むように苞状、車状に葉が付いているように見えることが多い。 (2014.5 千葉市)


ウスベニチチコグサ

花が固まって付き、花序に小さな葉が混じります。総苞にはクモ毛が見られ、片は赤味を帯びています。 (2017.5 千葉市)


ウスベニチチコグサ

根生葉は花期にも見られる。茎の上部以外では茎葉は間欠的に付き、縁が少し波立つ傾向が見られた。いずれの葉も柔らかく、ヘラ形、葉表には綿毛がうっすら見られ、葉裏には綿毛がびっしり見られ、白い。 (2019.5 / 2017.5 千葉市)