ウスユキソウ Leontopodium japonicum var. japonicum


ウスユキソウ

分類
キク科 ウスユキソウ属
植生環境
山地上部 亜高山 高山
開花時期
7-10月 草地 礫地
地域
全国 但し本州以外は点在
特記
 -
特徴
丈は25-50cm、茎葉は4-6cmの披針形~狭楕円形で無柄、葉表には少し綿毛があって白緑色、裏面は綿毛が密生します。茎にも綿毛が密生。
頭花は茎頂にまとまって付き、柄があり、総苞径5mm、総苞片3列。頭花群のまわりを茎葉よりやや小さい苞葉が囲みます。
備考
エングラー : キク科
類似種
ハッポウウスユキソウ : 葉が斜上するように付きます。
ミネウスユキソウ : 全体に小型で、頭花に柄がないかごく短い。
カワラウスユキソウ : 茎は固く、葉は小さい。頭花もまばらで少ない。
撮影地
2008.7 長野県湯の丸高原  他

ウスユキソウ

花柄があって、ミネウスユキソウに比して頭花がややバラける印象があります。咲き始めではまとまっていることも多く、誤りやすい。 (2012.9 山梨県甲州市)


ウスユキソウ

頭花に柄があり、バラけて見えます。 (2009.8 岩手県早池峰山)


ウスユキソウ

横から見るとわかりやすい。総苞にも綿毛が多く、白い。径5mm。 (2015.8 岩手県早池峰山)


ウスユキソウ

茎葉は披針形~狭楕円形で、葉表には綿毛が少しあって白緑色に見えます。葉裏は真っ白。 (2015.8 岩手県早池峰山)