ハキダメギク

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
丈は10-60cm、全体に毛が多く、葉の両面や茎に粗く長い毛が見られます。葉は卵形で対生し、波状の粗い鋸歯があり、短柄が見られます。
頭花は約5mm、中心に筒状花、まわりに5つの舌状花がやや間をあけてあります。総苞や柄に腺毛が見られます。
非常に良く似たコゴメギクは、舌状花に冠毛がなく、葉がやや小型で鋸歯が浅い傾向が見られます。

 

2015.6.17 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2

ハキダメギク-全体

茎は下部では対生する葉腋毎に側枝を1本ずつ出し、上部では2分枝して
中央に1つ花を付けます。(2014.9 千葉市)

ハキダメギク-全体2

茎は葉腋毎に2分します。
(2015.6 千葉県八千代市)

ハキダメギク-全体3

花が付くのは2分岐する茎の間。主茎が更に上に伸びて側枝が2本出る葉腋には
直接花は付かず、次に2分岐する葉腋以降になります。(2014.9 千葉市)

ハキダメギク-花

総苞には腺毛が見られ、柄には腺毛と伏毛が見られました。葉の裏面には荒毛が多く、
茎にも長毛が見られます。(2014.9 千葉市)

ハキダメギク-花2

頭花は約5mm。舌状花はふつう5個ですが、6個の場合も少なくない。
(2014.9 千葉市)

ハキダメギク-葉

葉は卵状。波状の粗い鋸歯があり、粗い毛が多く見られます。
(2014.9 千葉市)

ハキダメギク-葉2

(2015.6 千葉県八千代市)


ハキダメギク-茎

(2015.6 千葉県八千代市)