ウゴトウヒレン
APG
科名索引
キク科
アザミ属
トウヒレン属
舌状花のみの属
学名対照表
Engler
科名索引
キク科
50音
ア行
カ行
サ行
タ・ナ行
ハ行
マ~ワ行
キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
学名
(ウゴトウヒレン)
Saussurea ugoensis
(ミヤマキタアザミ)
Saussurea franchetii
分類
トウヒレン属
開花時期
8-9月
地域
秋田駒ヶ岳・真昼山地・焼石岳・鳥海山
植生環境
亜高山 高山
草地
特記
絶滅危惧2類相当
※
2015年に発表された新種で、従来
ミヤマキタアザ
ミとされていたものから分けられた種。
頭花が密集して付く、総苞片は長卵形で5列、中片と内片に白い毛が多く見られる等は
ミヤマキタアザミ
と共通ですが、総苞が太く緑色で、頭花が散房状に付き、苞葉がより長い等の違いが見られます。
葉は三角状~三角状卵形で基部はハート形、柄の翼は茎の翼に続き、茎の翼は
ミヤマキアアザミ
に比して幅が広い。
※
:第4次全滅危惧リストが発表された当時、本種はミヤマキタアザミとされており、ミヤマキタアザミが絶滅危惧2類とされているため、相当としました。
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2016.2.17 作成
全体
全体2(鳥海)
花
花2
花3
葉
茎
頭花は
ミヤマキタアザミ
より密に、散房状に付きます。
(2012.8 秋田駒ヶ岳)
(2012.8 鳥海山)
総苞は釣鐘形で緑色。花柄が短く、密集して付きます。基部に苞葉が付くのも特徴ですが、
ミヤマキタアザミ
やイワテヒゴタイにも同様の特長があります。(2012.8 秋田駒ヶ岳)
多いものでは頭花が7-8個ずつ付いていました。
(2012.8 秋田駒ヶ岳)
総苞にはクモ毛が見られ、総苞片5列、長卵形で基部の幅が広く、先端は尖って斜上します。
良く似たイワテヒゴタイの総苞片は狭長卵形でやや細い。(2012.8 秋田駒ヶ岳)
葉は三角状卵形で基部はハート形。茎には翼があります。
(2009.8 秋田駒ヶ岳)
下部の葉の柄の翼はそのまま茎の翼に続きます。翼は幅が広い。
(2012.8 秋田駒ヶ岳)