アキタブキ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
煮物などで用いる八百屋で売られているフキの葉はこれ。
フキに比べて大型で、葉柄が1mを越える長さになり、葉も径~1.5mの円形~腎円形で全体にやや紫色を帯びます。
頭花はフキと変わらず、雄株の花茎は20cm前後、雌株の花茎は30-70cmで花の後、1mくらいまで伸びます。
なお、キャラブキにするのは普通のフキ。蕗の薹はどちらも美味しい。

 

2016.4.30 更新
  • 全体
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  • 葉2

アキタブキ-全体

葉はこのあとどんどん大きくなります。青森県には普通のフキはないようです。
(2012.6 青森県西目屋村)

アキタブキ-全体2

まだほとんど根生葉は出ていません。
(2016.4 岩手県岩泉町)

アキタブキ-花

毛のように見えているのは冠毛。
(2016.4 岩手県岩泉町)

アキタブキ-花2

花茎に付くのは葉ではなく苞。平行脈が目立ちます。
苞の基部から出る細い柄の先に1-数個頭花が付く。(2016.4 岩手県岩泉町)

アキタブキ-葉

葉は大きく、大きいものは径1.5mにもなります。
(2016.6 青森県西目屋村)

アキタブキ-葉2

八百屋で売られているフキは本種の葉柄です。
(2016.4 栃木県宇都宮市)

アキタブキ-実

(2012.6 青森県西目屋村)