ハヤチネコウモリ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
丈は30-70cm(-100cm)。葉は三角状ほこ形で5浅裂し、先がやや長く尖り、横幅に比して縦が長い。柄には幅の広い翼があり、基部は耳状にな張り出して広く茎を抱きます。茎は葉腋ごとに稲妻形に曲がります。
頭花はコウモリソウと同様に少なく、まばらな円錐花序に付き、総苞片5-7個、小花は8-9個
早池峰山より北側の北上山地に多く、早池峰山も蛇紋岩帯を外れた北側斜面で多く見られます。

 

2015.8.15 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 葉2
  • 参考

ハヤチネコウモリ-全体

山頂付近のもの。花は少し早かった様です。花は少ない。
(2015.8 岩手県早池峰山)

ハヤチネコウモリ-全体2
早池峰山稜線のもの。
まだ花芽が上がっていない状態。全体の印象は、イヌドウナの小型化個体という印象。
コウモリソウ
より葉は少し大きい感じ。(2015.6 岩手県早池峰山)

ハヤチネコウモリ-花

総苞片は6-7個ありそう。写真中央の片は2つがくっついてしまっている。小花は6-8個
ありました。これらはイヌドウナコウモリソウともクロスする。(2015.8 岩手県早池峰山)

ハヤチネコウモリ-葉

葉は横に張りだして三角状の5浅裂、縦に比して横が長くならない傾向がありますが、
同程度のものも多いように感じました。(2015.8 岩手県早池峰山)

ハヤチネコウモリ-葉2

柄には翼があり、広く茎を抱きます。写真は水に濡れている。
(2015.8 岩手県早池峰山)

ハヤチネコウモリ-参考
石灰岩帯にあったもの。
丈は1m以上になると思われ、葉も大きくてイヌドウナとも思われました。上部は茎を抱いていないが、下部は抱いています。現時点では<参考>。(2015.6 岩手県岩泉町)