ケキツネノボタン

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
春の田んぼでおなじみの花。
丈は40-60cm、キツネノボタンとイメージが違い、茎が太くてがっしりしており、よく分枝して茎や葉柄に開出する粗い毛が見られます。葉は1回3出複葉で小葉は3裂し、欠刻状の粗い鋸歯が見られます。最終裂片は狭楕円形
花は1-1.5cmで、萼には開出した毛が見られます。果実は球形で先端が曲がらないか、曲がってもわずか。
良く似たコキツネノボタンは、葉が3出複葉で更に2-3回3出状に付けて最終裂片が細く、果実は長楕円状球形、花期も1カ月以上遅い。

 

2017.4.23 更新
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ケキツネノボタン-全体

田んぼなどでおなじみの花。キツネノボタンより身近にあるので、
里では圧倒的にこちらのほうがよく見ます。(2014.4 千葉市)

ケキツネノボタン-全体

千葉では開花は普通3月末、タガラシより1-2週間遅い。
(2016.3 千葉市)

ケキツネノボタン-全体3

(2015.4 千葉市)


ケキツネノボタン-全体4

(2017.4 千葉市)


ケキツネノボタン-花

花弁も萼片も5枚。雄しべは多数。中央は多数の花柱を持つ集合果。
(2014.3 千葉市)

ケキツネノボタン-花2

花弁は花弁らしく、萼は萼らしい姿をしています。萼の外側には毛が多いですが、
内側はあまり見られませんでした。花柄にも上向きの毛が見られます。(2014.3 千葉市)

ケキツネノボタン-花3

(2016.3 千葉市)


ケキツネノボタン-葉

根生葉は3出複葉、さらに3裂します。小葉はやや固い。軸に粗い毛が多く、
中央に線状の凹みが見られました。基部は拡がっています。(2016.3 千葉市)

ケキツネノボタン-葉2

下部の茎葉には長柄があり、根生葉に比して柔らかく、毛も多い。
(2015.4 千葉市)

ケキツネノボタン-葉3

葉裏や縁、葉軸には毛が多い。
(2015.4 千葉市)

ケキツネノボタン-茎

上部の茎葉は柄が短い。茎など、長い毛が多く見られます。
(2015.4 千葉市)

ケキツネノボタン-実

花柱の先端部分が少し曲がっているものも見られますが、
キツネノボタンのように極端にはなりません。(2007.4 千葉県・旧岬町)

ケキツネノボタン-早春

まだ小さな株。2月下旬ころはこのくらい。
(2014.2 千葉市)

ケキツネノボタン-群生

スズメノテッポウで埋め尽くされた休耕田に大群生していました。
(2014.4 千葉市)