ヒキノカサ Ranunculus extorris var. extorris

2024.4.2 更新

ヒキノカサ

分類
キンポウゲ科 キンポウゲ属
植生環境
開花時期
4-5月 河川敷の草地など
地域
本州の関東以西 九州
特記
絶滅危惧2類
特徴
小さなキンポウゲ。時に灌水するような河川敷などで見られます。
丈は10-30cm、茎は基部から分枝し、斜上します。根生葉は1.5-4cmの腎円形~半円状で3-5浅裂~全裂、極端なものは3出状。深裂以上のものはさらに裂けます。茎葉は下部は3小葉で小葉は3裂、小葉柄があり、短柄が見られます。上部は3小葉で線形。
花は12-17mm、花弁、萼5ともに5-7個、5個のものが多い。果実の先端は少し曲がります。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
 
撮影
2014.4 茨城県  他

ヒキノカサ

河川敷の灌水域で見られる丈が10cm前後のキンポウゲです。基部から分枝し、斜上するように茎を伸ばします。 (2014.4 茨城県)


ヒキノカサ

花は茎頂に1つまたは集散状に少数付き、径12-17mm、花弁、萼片ともに5個のものが多く、~7個まで。 (2015.3 茨城県)


ヒキノカサ

根生葉は3-5裂、深さはまちまちで柄の長さもいろいろ。3小葉状になるものも見られました。 (2024.4 茨城県)