キタダケキンポウゲ Ranunculus kitadakeanus

キタダケキンポウゲ

分類
キンポウゲ科 キンポウゲ属
植生環境
高山
開花時期
7-8月 岩礫地
地域
南ア・北岳
特記
絶滅危惧1B類 
特徴
10-20cmほどの小さなキンポウゲです。
茎は2-4回分枝するか分枝せず、根生葉は腎円形、2-5個で柄があり、2.5cm以下で3深裂し、側裂片は2-3中~深裂します。茎葉はふつう2-3個、上部は3全裂、下部は3-5全裂、それぞれ裂片は1-2.5cmほどの線形
花は総状に2-4個、あるいは単生し、径1.5cm。花弁は5で互いに重なり合わない。萼片5には長毛があります。集合果は6mm。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
ヤツガタケキンポウゲ : ほとんど分枝せず、根生葉の葉柄が常に葉身より長いく、花弁は重なり合う。
撮影
2011.8 南ア・北岳

キタダケキンポウゲ

丈は10-20cm程度、ふつう2-4回程度分枝しますが、しないものもある。 (2011.8 南ア・北岳)


キタダケキンポウゲ

花は1-4個付き、径1.5cmほどで花弁は小さく、大きさはややまちまちで花弁同志は重ならない。 (2011.8 南ア・北岳)


キタダケキンポウゲ

根生する葉は2-5個、腎円形で3裂し、さらに裂け、最終裂片は狭楕円形。茎葉は1-2個で3-5全裂、最終裂片は線形。全体に白っぽい。 (2011.8 南ア・北岳)