ジョウシュウトリカブト Aconitum tonense


ジョウシュウトリカブト

分類
キンボウゲ科 トリカブト属
植生環境
山地
開花時期
8-9月 林内 林縁
地域
群馬 栃木 福島
特記
 -
特徴
ブナ林に生えるサンヨウブシとそっくりですが、花が付かない葉腋に珠芽できます。
丈は50-170cm、茎の上部は垂れ下がる姿になることが多い。葉中部の葉は幅12-12cmで5-7中裂し裂片は卵形~卵状披針形、ふつう両面無毛、葉柄も無毛。茎も無毛。
花は散房状~総状に付き、3.5-6.5cm、雌しべは3で無毛または斜上毛があり、雄しべはふつう無毛、萼の外側、花柄も無毛。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
 
撮影地
2022.9 群馬県

ジョウシュウトリカブト

上萼片は僧帽状で嘴は長い。 (2022.9 群馬県)

ジョウシュウトリカブト

花柄は無毛、萼の外側も無毛。 (2022.9 群馬県)

ジョウシュウトリカブト

雄しべは無毛でした。ふつう、有毛のことが多いとも聞く。左に花弁先端の距の部分が見えている。 (2022.9 群馬県)


ジョウシュウトリカブト

若い果実。花柱も無毛でしたが、果実(子房)には開出毛に加え、腺毛またはT字毛のようなものが混ざっていた。 (2022.9 群馬県)


ジョウシュウトリカブト

葉はやや腎円形、5-7中裂し、裂片は卵形~卵状披針形、鋸歯は粗い。両面無毛、葉柄や茎も無毛。花が付かない葉腋にむかごが出来る。 (2022.9 群馬県)