ヤチトリカブト Aconitum senanense subsp. paludicola


ヤチトリカブト

分類
キンボウゲ科 トリカブト属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
8-9月 草地
地域
鳥兜山 雨飾山 北ア
特記
 -
特徴
花柄や萼の外側に開出毛のあるホソバトリカブトの亜種。
丈は70-150cm、よく分枝し、葉は3中~深裂し、側裂片は2中裂しますが、基準種のホソバトリカブトに比べて裂片がそれほど細くならず、裂け方も単純です。
花は散房状に付き、やや小型、雄しべはふつう無毛、萼と花柄には開出した単純毛と腺毛が多く見られます。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
ミヤマトリカブト : 花柄の毛は屈毛。
撮影地
2007.8 長野県上高地

ヤチトリカブト

林縁では斜上気味に、向陽草地では直立して見られた。 (2007.8 長野県上高地)

ヤチトリカブト

花柄や萼の外側に開出した毛が多く見られます。 (2007.8 長野県上高地)

ヤチトリカブト

葉は3中~深裂、裂片はあまり裂けず、鋸歯が綺麗に揃うものが多い。 (2007.8 長野県上高地)