センニンソウ Clematis terniflora


センニンソウ

分類
キンポウゲ科 センニンソウ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-9月 道ばた 日当たりの良いところ
地域
全国
特記
 -
特徴
有毒ですが、漢方にも用いられているそうです。
ツル性植物で、葉柄で絡みつきます。葉は奇数羽状複葉、時に2回3出複葉、小葉は全縁、ごく希に切れ込みます。
花は茎頂及び葉腋から出た柄に3出集散状に付き、径2-3cm、花弁に見える萼は4枚で十字型になります。花が終わると花柱が少し伸びて、長い毛が開き、果実の冠毛のような姿になります。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
ボタンヅル : 葉は1回3出複葉、小葉に粗い鋸歯がある。
コボタンヅル : 葉は2回3出複葉、小葉に粗い鋸歯がある。
撮影
2018.9 千葉市  他

センニンソウ

山地や海岸の草原、道ばた、線路脇、南向きの林縁やガケなど、よく陽が当たるような所ではツルをよく伸ばして大きく拡がります。 (2014.9 青森県八戸市)


センニンソウ

花は径2-3cm、花弁に見える萼片は4枚。花弁はありません。 (2014.7 青森県深浦町)


センニンソウ

果期。花柱が長く伸びて3cmほどになり、羽毛状になります。 (2016.11 千葉県銚子市)


センニンソウ

葉は羽状複葉、時に2回羽状複葉、小葉は全縁。 (2018.9 千葉市)