ムラサキモメンヅル Astragalus laxmannii var. adsurgens


ムラサキモメンヅル

分類
マメ科 ゲンゲ属
植生環境
山地~高山
開花時期
7-8月 砂礫地
地域
北海道 岩手県北東部 浅間山 富士山
特記
 -
特徴
火山の礫地などで見られ、茎は地を匍い先端が立ち上がって花序を付けます。
丈は10-40cm、小葉は17-21枚で長楕円形~狭長楕円形で7-20mm。裏面に伏毛が見られます。托葉は膜質で3-6mm。
花は葉腋から出た柄の先に7-14cmの花序に20個前後付き、12-20mm、細い旗弁が長くて目立ちます。萼裂片は長くて細く、黒褐色の毛が見られます。
備考
エングラー : マメ科
類似種
オヤマノエンドウ : 花は1詭弁が大きく、1-2個ずつ付く。
撮影地
2010.8 山梨県富士山

ムラサキモメンヅル

富士山の5合目付近でも局所的に見ることが出来ます。茎は地を張って広がります。 (2010.8 山梨県富士山)


ムラサキモメンヅル

花序は20個ほどからなり、下から咲くようです。 (2010.8 山梨県富士山)


ムラサキモメンヅル

葉は小葉17-21枚からなる奇数羽状複葉。小葉は狭楕円形、基部付近の葉の小葉は写真より丸く、先も円頭。 (2010.8 山梨県富士山)