スズメノエンドウ Vicia hirsuta


スズメノエンドウ

分類
マメ科 ソラマメ属
植生環境
開花時期
4-6月 草地
地域
東北以南
特記
 -
特徴
ツル性植物で長さ0.3-0.6m、葉は12-14小葉からなる偶数羽状複葉で小葉は10-17mmの狭卵形~狭長楕円形。先端は巻きひげとなり巻きひげは分岐します。托葉は狭卵形。
花は3-4mmで、柄の先に多くは4個ほど付き、ごく淡い青色。萼裂片は萼筒部より長い。果実は長楕円形で6-10mm、2個しか種子がなく、短毛が見られます。
備考
エングラー : マメ科
近似種

カスマグサ : 葉の小葉は8-12個と少し少なく、花は5-7mmで1-3個、果実は無毛で10-15mm、3-6個の種子が入る

撮影地
2020.3 千葉県館山市  他

スズメノエンドウ

群生することが多く、互いに絡まりながら伸びています。花は小さく目立たない。 (2014.4 千葉市)


スズメノエンドウ

花は花序に4個ほど付き、淡い青紫色で、3-4mmと小さい。萼や花柄には毛が多く見られます。 (2020.4 千葉市 / 2017.4 千葉県山武市)


スズメノエンドウ

果実は1cmに満たず、種子は2個。 (2014.5 千葉市)


スズメノエンドウ

葉は12-14小葉からなり、先は巻きヒゲとなり、数裂します。小葉は狭卵形と言われますが、もっと狭いものも多い。 (2014.4 千葉県香取市)