コマツナギ  Indigofera bungeana

2023.10.21 更新

コマツナギ

分類
マメ科 コマツナギ属
植生環境
里 山地
開花時期
7-9月 草地
地域
東北以南
特記
 -
特徴
ふつうは茎は立ち上がって高さは80cmくらいまでになるが、時に地を匍う。葉は奇数羽状複葉で、小葉は7-13枚、両面に寝た毛が見られます。
花は葉腋から伸びた柄に総状に付きます。花は蝶形花で旗弁が大きく、基部から立ちあがります。萼は5裂。
海岸付近ではしばしば全体が小型化した変化が見られます。
異説
トウコマツナギを分ける考えがあり、その場合、本学名はトウコマツナギとなり、本種の学名は I. pseudotinctoria となる。
備考
エングラー : マメ科
近似種
 
撮影地
2023.8 千葉県栄町  他

コマツナギ

花は葉腋から伸びた柄に総状に多数付き、下から順に咲きます。 (2020.7 千葉市)


コマツナギ

花は蝶形花。旗弁は萼を出てすぐ立ち上がっていました。萼裂片は三角状で下側がやや長く、鋭く尖っています。 (2014.7 千葉市)


コマツナギ

果実はまっすぐな円筒形で長さ20-30mm。 (2023.10 千葉市)


コマツナギ

葉は奇数羽状複葉。小葉は7-13枚で長楕円形。小葉には短い小葉柄があるようです。 (2015.7 千葉市)


コマツナギ

環境によっては茎は匍匐する。海岸に面した岩場で見られたもので、丈は5-6cm程度で、花も葉も通常より小型だった。 (2022.8 千葉県館山市)