アメリカキカシグサ Rotala ramoisio

2022.9.14 更新

アメリカキカシグサ

分類
ミソハギ科 キカシグサ属
植生環境
開花時期
7-10月 田んぼ
地域
外来種 (熱帯アメリカ原産)
特記
 -
特徴
丈が10-30cmで茎は赤く、よく分枝します。葉は1-5cmの狭長楕円形で全縁、先は鈍頭、基部は細まり、柄はありません。
花は葉腋に1ずつ付きます。萼は筒形で先が浅く4裂し、裂片間に三角状の突起があります。花弁は淡ピンク色~白で小さい。果実は壺形~球形。
備考
エングラー : ミソハギ科
類似種
 
撮影地
茨城県坂東市 千葉市

アメリカキカシグサ

7月頃から咲き始めますが、8月は一時花が見られなくなり、9月頃からまた咲き出すことが多いように感じます。咲き始めの頃は写真のように茎の赤味は薄いが、次第に濃くなっていく。


アメリカキカシグサ

葉は狭長楕円形で先は鈍頭、無毛。茎も無毛。花は葉腋に1つずつ付く。


アメリカキカシグサ

花弁は4、ピンク色で小さいが目視できます。雄しべも4。萼の基部に小さな苞葉が2枚あります。


アメリカキカシグサ

果実は壺形~球形ですが、残存する萼に包まれていて上部しか見えない。


異型

アメリカキカシグサ

ここのものは全て葉が細く、広線形~線状倒披針形で印象がかなり違った。丈も30cmを超えて大きかったので、海外サイトまで調べたが他に出てこなかったので本種と判断した。