エゾミソハギ Lythrum salicaria


エゾミソハギ

分類
ミソハギ科 ミソハギ属
植生環境
里 山地
開花時期
7-8月 湿地
地域
全国
特記
ICUN 侵略的的外来種ワースト100 指定種
特徴
丈は0.5-1.5m、茎は毛が多く、4-6稜があります。葉は十字対生または3輪生し、3.5-6.5cmの狭披針形~広披針形、先は尖り基部は円形~浅い心形でやや茎を抱きます。
花は枝先に穂状に付き、6弁花で花弁は6-8mm、萼も6裂し、裂片間に針状の付属体が付きます。
備考
エングラー : ミソハギ科
類似種
ミソハギ : 茎に毛がなく、葉は茎を抱かない。花期も遅い。
撮影地
青森県つがる市 深浦町 千葉市

エゾミソハギ

ミソハギと自生環境は同じで、希に共棲しています。ICUN 侵略的的外来種ワースト100に指定されていますが、日本では在来種なので問題ない。


エゾミソハギ

遠目でも、ミソハギよりも花序がやや太めに見える気がします。


エゾミソハギ

萼や花茎に毛がやや多く見られます。萼に付属体(萼先端にある線形のもの)は直立~やや斜開します。



葉は披針形~広披針形で普通は十字対生。葉の基部は少し張り出して茎を抱きます。茎にはふつう4稜がある。


エゾミソハギ

稀に淡色のものも見られる。