ヒメアオキ Aucuba japonica var. borealis

2024.5.12 更新

ヒメアオキ

分類
アオキ科 アオキ属
植生環境
里 山地
開花時期
3-5月 林内
地域
北海道南部 本州アの日本海側
特記
 -
特徴
アオキの積雪地型。
基部は匍匐します。葉は枝の上部に集まり対生、葉身は7.5-16cmとアオキより小さく、倒卵状長楕円形、鋭頭、上半に浅い鋸歯が2-7個見られます。
花は径1cmほど、雄花の雄しべは4、花序に伏毛が見られます。
備考
エングラー : ミズキ科
類似種
アオキ : 葉の鋸歯が鋭く大きい。
撮影地
2019.5 福島県北塩原村  他

ヒメアオキ

積雪地型のアオキで、下部の枝が積雪で倒れるような感じになり、葉も少し小さく、鋸歯もあまり目立たない。 (2024.5 新潟県十日町市)


ヒメアオキ

全体として茎が斜上するように伸びていました。写真は11月の状態。 (2019.11 新潟県十日町市)


ヒメアオキヒメアオキ

花はアオキと変わらないようでした。左は雌花序、右は雄花序。 (2019.5 福島県北塩原村 / 2024.5 新潟県十日町市)


ヒメアオキ

葉の鋸歯ははじめ突起状で、その後多少浅い鋸歯になるようでした。 (2019.11 新潟県十日町市)