ホタルカズラ Lithospermum zollingeri または Aegonychon arvensis

2023.7.21 更新

ホタルカズラ

分類
ムラサキ科 ムラサキ属 または ホタルカズラ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-5月 草地 林縁
地域
全国
特記
 -
特徴
山地以外でも里山や海岸などでも時々見かけます。
丈は10-20cm、全体に粗い毛がとても多く、目立ちます。葉は倒披針形で2-6cm、表面に剛毛が見られ、その基部の葉面は円形に膨れます。
花は15-18mmと大きく、咲き始めは赤紫で後に青色、盛り上がった白い大きな星形の隆起が目を引きます。
花のあと、新たに茎が出て横 に匍い、翌年に花を付ける株を作ります。
備考
エングラー : ムラサキ科
類似種
 
撮影地
2023.4 千葉市  他

ホタルカズラ

地を匍う花の付かない茎があり、そこから発根して翌年花を咲かせる株を作って増えますので、しばしば群生で見られます。 (2019.4 千葉市)


ホタルカズラ

花は径15-18mmと大きく、中央に白い隆起があります。花色は、咲き始めは少し青みのある濃いピンク。 (2016.4 千葉市)


ホタルカズラ

萼は基部から5裂し裂片は線形。毛が密生しています。 (2017.4 千葉市)


ホタルカズラ

葉は倒披針形~狭長楕円形。葉の縁には毛があり、表面はボコボコして毛があります。葉は茎を抱かない。茎にも毛が密生。


ホタルカズラ

果実は4分果でふつう1つのみ(稀に2つ)が熟す。径3mmほどで白い。始めは萼が残っているが、6-7月頃枯れ落ちる。 (2023.7 千葉市)


ホタルカズラ

大きく密な群落。遠くからでも一帯が青く見えた。 (2022.4 千葉市)