ナヨナヨワスレナグサ (タビラコモドキ) Myosotis laxa subsp. caespitosa


ナヨナヨワスレナグサ

分類
ムラサキ科 ワスレナグサ属
植生環境
開花時期
4-6月 湿地
地域
静岡 (外来種とも言われる)
特記
 -
特徴
在来種とも外来種とも言われるワスレナグサ。
丈は40-60cm、茎が細く、開出する毛があり、もたれかかるように伸びます。葉は長楕円形~狭長披針形で先は鈍頭、柄はない。
花序はさそり形花序で、細長く伸びてややまばらに花を付け、花はやや小さく約3-4mmで淡青色、鱗片は黄橙色。萼は5浅裂で圧毛のみがある。
異説
M. laxa ssp. baltica の学名では、タビラコモドキと別亜種の主張になる。その場合、ssp. caespitosa は外来種の扱い。
備考
エングラー :  ムラサキ科
類似種
シンワスレナグサ : 花は径8mm。萼の毛は圧毛。
ノハラムラサキ : 花は径3-4mm、萼に鉤状に曲がった毛がある。
撮影地
2010.5 静岡県富士市

ナヨナヨワスレナグサ

茎が細く、節間も長く、他の植物にもたれるように伸びる。花序も長く伸びる。 (2011.5 静岡県富士市)

ナヨナヨワスレナグサ

花は径3-4mm、萼の毛は圧毛、葉は長楕円形~狭長披針形、鈍頭。(2010.5 静岡県富士市)

ナヨナヨワスレナグサ

茎に開出する毛があると言われるが、上部の茎にごくまばらに斜上毛が見られる程度で、中部以下では無毛に近かった。
(2010.5 静岡県富士市)