ノハラムラサキ Myosotis arvensis


ノハラムラサキ

分類
ムラサキ科 ワスレナグサ属
植生環境
開花時期
4-5月 水辺
地域
外来種 (欧州原産)
特記
 -
特徴
丈は50cmほどでよく分枝します。全体に白い軟毛が多い。葉は長楕円形で基部はやや細まります。
花はさそり型花序に付き、径3mm、ピンク→青に変化し、萼は深裂、先端がカギ状に曲がった毛が密生します。
備考
エングラー : ムラサキ科
類似種
ナヨナヨワスレナグサ : 茎が細く、もたれかかるように伸びる。
ハマワスレナグサ : 花色が淡黄色→青に変化、萼に鉤状に曲がった毛が密。
エゾムラサキ ノハラワスレナグサ シンワスレナグサ : 花が6-8mmと大きい。
撮影地
2016.6 青森県六ヶ所村  他

ノハラムラサキ

人家まわりに多いですが、園芸逸失ではないと思われ、何らかの種子に混入して広まったのではないかと思われます。 (2019.5 千葉県山武市)


ノハラムラサキ

花序はさそり形。萼は中程まで裂け、先が鉤状に曲がった毛が密に見られます。よく似たナヨナヨワスレナグサは伏毛。 (2019.5 千葉県山武市)


ノハラムラサキ

花は径3mm。始めはピンク色。鱗片は黄色から白に変化するようです。 (2016.6 青森県六ケ所村)


ノハラムラサキ

茎葉は長楕円形で両面に毛が多い。茎にも毛が多い。 (2016.6 青森県六ケ所村)