ヤマルリソウ Omphalodes japonica
(品種) シロバナヤマルリソウ

2022.4.9 更新

ヤマルリソウ

分類
ムラサキ科 ルリソウ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月 林内 木陰
地域
福島以南
特記
 -
特徴
山地で春の早い時期から約1カ月くらい、次々と花を付けます。
丈は7-20cm。茎は斜上して伸び、全体に開出毛が多く見られます。根生葉はロゼット状で7-10cmの倒披針形で縁は波立ち、茎葉は茎を抱きます。
花序は斜上する茎の先端に総状に付き、分岐せず、花は約1cmの淡青紫色。鱗片は白い。
花のあとから出る根生葉は大きく、10-20cm。
白花はシロバナヤマルリソウと呼ぶ。
備考
エングラー : ムラサキ科
類似種
ルリソウ : 茎はまっすぐ立ち上がる。茎葉より根生葉が大きい。
撮影地
2014.4 千葉県鴨川市  他

ヤマルリソウ

茎ははじめ放射状に匍って拡がり、次第に斜上するような感じ。花序は総状花序。 (2009.3 東京都高尾山)


ヤマルリソウ

花は約1cmで、最初ピンク色。次第に青くなっていく。鱗片は白い。花が終わると下を向きます。 (2014.4 千葉県鴨川市)


ヤマルリソウ

萼裂片は披針形。開出した粗い毛が多く見られます。 (2014.4 千葉県鴨川市)


ヤマルリソウ

根生葉は茎葉の2倍以上大きく、倒披針形。茎葉は茎を抱く。 (2014.4 千葉県鴨川市)


(品種) シロバナヤマルリソウ f. albiflora

ヤマルリソウ

白花品。とても貧弱な株でした。 (2022.4 千葉県鴨川市)