ハマツメクサ

top
ナデシコ科 Caryophyllaceae
ツメクサに比べて根生葉が大きく、多くの場合茎は地を匍うように拡がります。
丈は5-25cm、茎葉は線形で先か尖り、ツメクサよりやや幅が広く肉厚です。根生葉はロゼット状で幅は茎葉の2倍、長さも2-3倍です。茎も太い。
花はツメクサとほぼ同じで5mmほど、花弁も萼片も卵形でほぼ同長。萼片の裏と柄に腺毛が見られます。
萼などに腺毛を欠くものは、エゾハマツメクサと呼ばれます。

 

2017.3.26 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2
  • 芽出し

ハマツメクサ-全体

根生する葉は大きく、幅も広い。
(2013.5 千葉県館山市)

ハマツメクサ-全体2

海岸に行けばどこでもよく見かけます。
(2012.6 青森市 旧・市浦村)

ハマツメクサ-花

花はツメクサとほぼ一緒です。
(2016.6 青森県六カ所村)

ハマツメクサ-花2

萼と柄に毛が見られます。良く似たエゾハマツメクサにはない。
(2016.6 青森県六ヶ所村)

ハマツメクサ-実

(2016.6 青森県六ヶ所村)


ハマツメクサ-葉

ツメクサ同様、茎には毛が見られます。
(2013.5 千葉県館山市)

ハマツメクサ-葉2

根生葉。茎葉に比して幅も広く長い。茎は根生葉の葉腋から伸びていました。
ロゼットの中央からはからは茎は上に伸びないようです。(2013.5 千葉県館山市)

ハマツメクサ-芽出し

根生する葉はツメクサより長い。
(2017.3 千葉県館山市)