ツキミマンテマ

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ナデシコ科 Caryophyllaceae
(観察による記述)
丈は~50cm、茎は基部で分枝し、下部はやや匍うように伸びてから立ち上がり、中部で数回2分します。短毛が密にありますが、長毛はない。
下部の茎葉はやや青白く、ヘラ形~倒披針形でやや密に付き、中部以上の茎葉は2-5cmの楕円形~長楕円形で縁の下半にやや長い斜上する毛が見られ、上半にも短い毛が見られます。両面にもはじめ毛が散生します。根生葉は花期にはない。
花は上部の葉腋に付き、夜に開花し明け方に閉じます。花径は1-1.5cm、淡ピンク、花弁は2深裂し、喉部に付属体が付きます。萼筒は12mm前後の少し膨れた狭筒形で斜上する毛があり、10稜あってうち5つは鋭三角状の萼裂片の先端に達します。

 

2020.3.27 更新
  • 全体
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 葉2
  • 葉3
  • 早春
  • 早春2

ツキミマンテマ-全体
つぼみの付いていない株はオランダミミナグサに見え、つぼみのある株はシロバナマンテマにも見えましたが、いずれにも違和感がありました。外来種であることは明白なので、1茎折って持ち帰って判明しました。昼間なので花は閉じている。(2019.3 千葉市)

ツキミマンテマ-花

花は径10-15mm、花弁は半ばまで2深裂。採取し、開花を待って撮影しましたが、
光に対して敏感で、10分ほどの間で閉じ始めてしまいました。(2019.3 千葉市)

ツキミマンテマ-花

(2020.3 千葉市)


ツキミマンテマ-花3

花弁の喉部に付属体が見られました。花弁1つあたり、2個なのか2裂なのかは
よくわからなかった。採取し、開花を待って撮影。(2019.3 千葉市)

ツキミマンテマ-花4

萼筒には10稜が見られ、うち5稜は萼裂片の先端に達しています。
稜上を中心に斜上する毛が見られます。(2020.3 千葉市)

ツキミマンテマ-葉

中部の葉は楕円形。シロバナマンテマに比してしっかりした印象。
節はやや膨らみます。(2019.3 千葉市)

ツキミマンテマ-葉2

葉の下半の縁には長い毛があり、先に行くに従い短くなっています。
葉裏にも微細な毛が見られます。(2019.3 千葉市)

ツキミマンテマ-葉3

葉表。長短の毛が確認できますがムラがあり、
脱落する過程のように見えました。(2019.3 千葉市)

ツキミマンテマ-茎

茎には短い毛が密生していていました。
(2019.3 千葉市)

ツキミマンテマ-早春

茎が立ち上がる前の状態。はじめ見たときは、セイタカハハコグサかと思ったが、
よく見たら葉が対生していた。すでに根生葉は失われている。(2019.3 千葉市)

ツキミマンテマ-早春2

さらに若い状態。まだロゼット状の根生葉と思われるものが見られます。
まだごく小さい右の矢印のものもそうではないかと思いました。(2019.3 千葉市)