ムシトリナデシコ Silene armeria

2023.5.28 更新

ムシトリナデシコ

分類
ナデシコ科 マンテマ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-6月 草地 河原
地域
外来種 (南欧原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
茎の途中に茶色い部分があり、粘液を出して虫をくっつけます。
丈は30-70cm、全草無毛でやや白っぽい。葉は卵形~卵状披針形で基部はやや茎を抱きます。
花は枝先に集散状に付き、花径1cm、花弁はやや反り返り、その基部に針形の鱗片10個あり、噴水状に立ち上がっています。
粘液部分は食虫植物ではなく、自己防衛のための虫除けだそうです。
備考
エングラー : ナデシコ科
類似種
 
撮影地
2023.5 千葉県山武市  他

ムシトリナデシコ

節間に茶色い粘着部があり、虫をくっつけますが、食虫植物ではありません。 (2008.7 岩手県盛岡市)


ムシトリナデシコ

花は径1cm、花弁の基部から各2個ずつ、計10個の針状の鱗片があります。 (2014.5 茨城県阿見町 /2007.8 長野県乗鞍高原)


ムシトリナデシコ

葉は卵形~卵状披針形。粉白色を帯びています。粘着部は節から少し離れた下方にあり、茶色く見えます。植物が成長すると、下部の粘着部は次第に機能を失なうようです。 (2007.9 群馬県片品村)