オオヤマハコベ Stellaria monosperma var. japonica


オオヤマハコベ

分類
ナデシコ科 ハコベ属
植生環境
山地
開花時期
8-10月 林内の湿ったところ
地域
岩手以南
特記
 -
特徴
丈は40-120cmと大型のハコベ。茎は基部から直立し、毛が多く見られます。葉は短柄があり無毛、先が長く尖った長楕円形~長楕円状披針形で4-12cm、茎の中部以下に付き、上部は花序になります。
花は1cm以下で萼より小さく、花弁は2深裂します。萼になどに腺毛が見られます。
近年、ハナハコベという良く似た外来種が侵入しているそうで、葉は柄がなく軟毛があり、花弁は先端がわずかに凹む程度。
備考
エングラー : ナデシコ科
類似種
 
撮影地
2012.9 東京都高尾山

オオヤマハコベ

秋のやや薄暗い林内に咲く大型のハコベ。 (2018.10 東京都高尾山)


オオヤマハコベ

花弁は2深裂、萼は星形に開き、花弁より長い。花柱は3、雄しべは5。 (2012.9 東京都高尾山)


オオヤマハコベ

萼や花柄、花序などに腺毛が密に見られます。 (2018.10 東京都高尾山)


オオヤマハコベ

葉は長楕円形~長楕円状披針形で先が少し長く尖り、 短柄があって茎を抱きます。縁は波立ちます。 (2017.8 / 18.10 東京都高尾山)