ヒゲネワチガイソウ Pseudostellaria palibiniana


ヒゲネワチガイソウ

分類
ナデシコ科 ワチガイソウ属
植生環境
山地
開花時期
4-6月 日あたりの良い林縁など
地域
東北~中部地方 四国
特記
 -
特徴
丈は10-20cm程度、葉は上部の2対が接近して付き、3-4cmの線状倒披針形~長いヘラ形で基部に開出した毛が見られます。茎は細く、2列の並んだ毛が見られます。
花は1cmほど、花弁は細く5-7個で先端は尖り凹みません。萼も細く線形~線状披針形で花弁と同数。花柄は無毛。
備考
エングラー : ナデシコ科
類似種
ワチガイソウ : 花は腋生し、柄は有毛、花弁は5-7個、上部2組は輪生上に付かない。
撮影地
2018.4 長野県小諸市  他

ヒゲネワチガイソウ

花は1つで頂生、上2組の葉は輪生状に付く。 (2016.4 栃木県日光市)


ヒゲネワチガイソウ

花弁は5-7個、萼は花弁と同数、花茎は無毛。 (2018.4 長野県小諸市)


ヒゲネワチガイソウ

最上部の葉が輪生状に付くのが特徴ですが、花期はワチガイソウも同様に見えることが少なくない。果期になるとはっきりする。 (2019.6 長野県茅野市)