オオバナノミミナグサ Cerastium fischerianum var. fischerianum


オオバナノミミナグサ

分類
ナデシコ科 ミミナグサ属
植生環境
海岸
開花時期
6-8月 草地 岩場
地域
東北北部以北
特記
 -
特徴
丈は15-60cmほど、花が大きいミミナグサ。株立ち状で茎は斜上気味に立ちあがりに長い毛と腺毛が多く見られます。葉は1-5cmの卵形~長楕円状披針形、先端は鈍頭。
花は2-2.5cmほどと大きく、先端は2浅裂します。萼片には腺毛が多く見られ、花弁の半分程度の長さ。花柄は1-3cm。
備考
エングラー : ナデシコ科
類似種
オオミミナグサ : 花弁は5-7mm、萼片は5-9mmと本種より小さく、萼に斜上する開出毛のみがある。
撮影地
2016.7 青森県東通村  他 

オオバナノミミナグサ

北地の海岸などでよく見られるミミナグサです。花が大きく、 花付きもよく、見栄えがします。 (2015.5 青森県深浦町)


オオバナノミミナグサ

花は2-2.5cm、花弁は中裂。花柱は5つ。萼には腺毛が密生、花柄、苞などにも腺毛と単純毛が密生しています。 (2014.5 青森県深浦町)


オオバナノミミナグサ

葉は長楕円状披針形で先端は尖らない。 茎にも毛が密生し、腺毛が混ざります。稜が見られました。 (2014.5 青森県深浦町)