モクレイシ

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ニシキギ科 Celastraceae
沖縄・南九州と、伊豆諸島・南関東という変わった隔離分布をする植物。
丈が2-5mになる常緑の低木。葉は対生し、無毛、楕円形~広卵形で全縁、先は多くは鈍頭、基部はくさび形で柄に続きます。
花は葉腋に数個ずつ付き、径5mmで淡緑色、5数性、良い香りがします。

 

2020.2.8 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 蕾・枝
  • 樹皮

モクレイシ-全体

やっと見つけましたが、花付きはあまり良くなく、しかも咲いていたのは数輪でした。
それでも、近くを通ると良い香りが漂っていました。(2019.2 千葉県館山市)

モクレイシ-全体2

(2019.2 千葉県館山市)


モクレイシ-花

雄花花序。花径5mm。雌花花序では花数は少ないようです。
(2019.2 千葉県館山市)

モクレイシ-花2

花は5数性。こんな小さな花から・・・と思うほど、香りは強い。
(2019.2 千葉県館山市)

モクレイシ-葉

葉はつるっとしていて無毛、側脈は目立たず、全縁。先は鈍頭、基部はくさび形。
(2019.2 千葉県館山市)

モクレイシ-蕾・枝

前年枝の葉腋に蕾を付けます。枝は赤紫色。矢印は冬芽。
(2020.1 千葉県館山市)

モクレイシ-樹皮

当地ではあまり大きなものは見つからず、丈も多くは2-3mまででしたので、幹も径3-5cmくらいのものが大半でした。(2020.1 千葉県館山市)