シロウマリンドウ

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リンドウ科 Gentianaceae
タカネリンドウとも呼ばれます。
丈は5-30cmほど、茎葉は少数で、中部のものは2-7cmの卵形~卵状長楕円形で先は鋭頭、基部は丸く無柄、下部のものは倒卵状ヘラ形で先は鈍頭、基部は柄状。
花は、茎頂及び葉腋から分枝した枝先に2.5-3.5cmほどの縦に細長い花を1つずつ付けます。花冠は4裂、裂片は小さく、裂片の下部は紫色の斑があり、縁は細裂します。萼筒には4稜があり、裂片は筒部より短い。
花冠が紫色のものをムラサキシロウマリンドウと呼びます。
南アにあって花冠裂片の先が丸いものをアカイシリンドウと呼んで区別します。

 

2014.8.10 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2

シロウマリンドウ-全体

あいにくのお天気で、花が開ききっているものはありませんでした。
(2014.8 北ア・白馬岳)

シロウマリンドウ-全体2

葉腋で分枝して、それぞれの先端に1つずつ。
(2014.8 北ア・白馬岳)

シロウマリンドウ-花

花冠は2.5-4cm。萼は花冠筒部の2/3。
(2014.8 北ア・白馬岳)

シロウマリンドウ-花2

花冠裂片の下半分に紫の斑があり、縁は細かく裂けて少し内側にめくれている。
(2014.8 北ア・白馬岳)

シロウマリンドウ-葉

根生葉は花期にも見られます。下部の茎葉の葉腋からは分枝するようで、葉を伴った
芽があがりかけているものもありました。(2014.8 北ア・白馬岳)

シロウマリンドウ-葉2

葉は卵形~卵状長楕円形で先が尖ります。きちんと撮影し忘れました。
(2014.8 北ア・白馬岳)