シナノコザクラ Primula tosaensis var. brachycarpa


シナノコザクラ

分類
サクラソウ科 サクラソウ属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
4-6月 石灰岩地
地域
関東西部 中部南部
特記
準絶滅危惧
特徴
イワザクラの変種。見た目はイワザクラと同じ。
葉は円形で3-7cm、基部は心形、掌状に不規則にごく浅く浅裂し、基部は心形、縁に歯牙が見られ、表面は無毛、裏面は軟毛があります。葉柄は3-8cmでやや赤味を帯びた軟毛が密にあります。
花は5-10cmの花茎に数個が散形状に付き、径2.5-3cm、長さ1.2-1.5cm、喉部は黄色~白、花冠裂片はさらに浅く裂けます。花茎にも軟毛があります。
果実は長楕円形または曲がった短い円柱状。
備考
エングラー : サクラソウ科
類似種
イワザクラ : 果実が真っ直ぐな円柱状。外観は同じ。西日本に分布。
撮影地
2009.5 南ア

シナノコザクラ

花は散形状に付き、径2.5-3cmとコイワザクラ等より大きい。花茎や花柄に軟毛が多い。 (2009.5 南ア)


シナノコザクラ

葉は掌状に不規則に浅裂。写真のものは脈に沿って斑が入っていますが、イレギュラー。 (2009.5 南ア)