ウミミドリ Lysimachia maritima var. obtusifolia


ウミミドリ

分類
サクラソウ科 オカトラノオ属
植生環境
海岸
開花時期
6-8月 湿地
地域
東北北部以北
特記
 -
特徴
北地の海岸の砂地などで、湧水や川の水と海水が混じり合った水回りで群生します。
分枝せず、丈は5-15cm、葉は対生し6-15mmの広披針形、希に倒卵状長楕円形で先が丸く、多肉で光沢があります。
花は葉腋に1cm弱のピンク色の花を付けます。花冠はなく、花冠に見えるのは萼で径6-7mm、深く5裂し、裂片は長楕円形で先は鈍頭。
備考
エングラー : サクラソウ科
類似種
 
撮影地
2016.6 六ヶ所村  他 

ウミミドリ

多くは丈は10cm以下、汽水域の砂地などではしばしば大群生します。 (2014.5 青森県深浦町)


ウミミドリ

花は葉腋に1つずつ付き、径6-7mm、花冠に見えるのは萼で花冠はない。花糸は赤く、裂開前の葯は赤褐色。 (2014.5 青森県深浦町)


ウミミドリ

葉は対生し、ふつう広披針形、多肉で両面に気孔と思われるものが見られた。 (2015.5 青森県深浦町)