ハクサンボウフウ Peucedanum multivittatum
(品種) キレハハクサンボウフウ


ハクサンボウフウ

分類
セリ科 カワラボウフウ属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
7-9月 草地
地域
中部以北
特記
 -
特徴
根がクマの好物と言われる植物。
丈は30-90cm、葉は1-2回3出羽状複葉で小葉はふつう広卵形ですが、変異が多い。
花は複散形花序に付き、総苞片、小総苞片ともにないか、あっても1-2個で目立たない。
葉が深く裂けて最終裂片葉が線形になるものをキレハハクサンボウフウと呼びます。
備考
エングラー : セリ科
類似種
 
撮影地
2008.6 岩手県八幡平  他

ハクサンボウフウ

小総苞片はないか1-2個。写真のものは2つ認められます。 (2015.8 岩手県早池峰山)

ハクサンボウフウ

葉は1-2回3出羽状複葉。小葉は卵形で幅はいろいろ、粗い鋸歯があります。 (2015.8 岩手県早池峰山)

キレハハクサンボウフウ

葉の基部は袋状。 (2015.8 岩手県早池峰山)


(品種) キレハハクサンボウフウ (f. dissectum)

ハクサンボウフウ

小葉は深く裂けて最終裂片が細いもの。これだけ見るとヨモギの葉のようにも見えます。 (2006.8 北ア・白馬岳)