ホソバハナウド Heracleum lanatum subsp. akasimontanum


ホソバハナウド

分類
セリ科 ハナウド属
植生環境
亜高山
開花時期
7-8月 草地
地域
南ア
特記
絶滅危惧1A類
特徴
オオハナウドの変種で小葉が幅1cmほどの線状披針形になるものです。
丈は多くは1m前後、葉は3出複葉、時に羽状5小葉で小葉は更に羽状に裂け、更に粗く裂けます。
花はオオハナウドやハナウド同様、一番外側の花の外側の花弁だけ大きくなります。
異論
日本のハナウド属の全てをユーラシアに広く分布するH. sphondylium以下にまとめる見解があり、その場合の本種の学名はH. sphondylium ssp. sphondylium var. akasimontanum (日本の野生植物5) この学名に従えば、本種はハナウドの変種になる。
備考
エングラー : セリ科
類似種
ハナウド / オオハナウド : 小葉は卵形~広卵形。
撮影地
2015.8 南ア  他

ホソバハナウド

花はハナウドと変わりません。小総苞片は糸状。 (2011.8 南ア)

ホソバハナウド

小葉は線状披針形と細い。 (2011.8 南ア)