カノツメソウ Spuriopimpinella calycina

2023.9.1 更新

カノツメソウ

分類
セリ科 カノツメソウ属
植生環境
山地
開花時期
8-10月 林内
地域
全国
特記
 -
特徴
細くてひょろっとした感じで0.5-1mくらいになります。根生葉は2回3出複葉、茎葉は3出複葉で下部では小葉が更に3全裂、小葉、裂片ともに卵形~広披針形で1.5-5cmで両面に短毛が見られます。
花は小さな複散形花序に付き、花数は少なく、総苞片、小総苞片ともに線形で短い。
備考
エングラー : セリ科
類似種
ヒカゲミツバ : 上部まで葉が2回3出複葉。
タニミツバ : 葉は羽状複葉。
撮影地
2015.7 青森県中泊町  他

カノツメソウ

盛夏~秋の林内で見られ、~1mほどになるものの、上部の葉は1回3出で小さく、花序も花も小さい。 (2023.8 千葉市)

カノツメソウ

総苞、小総苞ともに見られます。 (2014.7 岩手県久慈市)

カノツメソウ

下部の茎葉は3出複葉で小葉はさらに3全裂。 (2023.9 千葉市)

カノツメソウ

果実は長楕円形で無毛。隆条は細い。写真はまだ若いもの。