ダンドタムラソウ

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シソ科 Lamiaceae
シソ科 Rabiatae
ナツノタムラソウのうち、花色が薄く、茎の基部から走出枝を出すものです。
茎には毛がないかごく少ない。葉は茎葉、根生葉ともに1-2回羽状複葉で質は薄い。葉柄に開出した毛が見られるものもあります。
花は1cm前後の唇花で、淡青色、雄しべ2本は花冠から長く飛び出ます

 

2016.6.15 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 葉2
  • 葉3

ダンドタムラソウ-全体

丈は多くは30cm前後でした。
(2016.6 長野県大桑村)

ダンドタムラソウ-全体2

前日の雨で花が落ちてしまったようで、ちょっと残念。下に見えるのが根生葉。
(2016.6 長野県大桑村)

ダンドタムラソウ-花

花色は淡青色、雄しべ2本は花冠から長く飛び出ます。花冠外側には長毛があり、
萼や花序の軸には腺毛が多く見られました。(2016.6 長野県大桑村)

ダンドタムラソウ-葉

葉は質が薄く小ぶり、1-2回羽状複葉で、小葉は深い鋸歯が見られました。
(2016.6 長野県大桑村)

ダンドタムラソウ-葉2

葉柄や葉序の軸、時に葉裏葉脈などに長い毛が見られました。
(2016.6 長野県大桑村)

ダンドタムラソウ-葉3

前年の走出枝により出来た思われる新株の根生葉。ロゼット径6-8cmくらい。
茎は立ちあがっていなかった。(2016.6 長野県大桑村)

ダンドタムラソウ-茎

茎はほとんど無毛。下部の茎葉の葉柄も無毛のものが見られました。
(2016.6 長野県大桑村)