オカタツナミソウ Scutellaria brachyspica


オカタツナミソウ

分類
シソ科 タツナミソウ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 林縁
地域
本州 四国
特記
 -
特徴
低山で見られるタツナミソウです。
丈は10-50cm、葉は広卵形~三角状卵形で1.5-5cm、先は鈍く基部は浅い心形、粗い鋸歯があり、両面に毛が多く、柄があります。上部の葉のほうが大きくなります。茎には下向きに曲がった毛が見られます。
花は茎頂の短い花序に付き、長さ約2cm、淡紫色。萼に半円状の付属体が付きます。
備考
エングラー : シソ科
類似種
タツナミソウ : 葉は茎の半ばが最大、茎の毛は横に開出。
撮影地
2011.5 茨城県筑波山  他

オカタツナミソウ

低山で見られるタツナミソウ。タツナミソウと似ますが、茎の毛は上向きの屈毛、上部の葉が大きい。 (2018.5 茨城県筑波山)


オカタツナミソウ

花は密に付きますが、タツナミソウより花序は短い。花は萼から出たところで直角に折れ曲がる。 (2011.5 茨城県筑波山)


オカタツナミソウ

下唇に斑が見られます。 (2017.5 東京都八王子市)


オカタツナミソウ

茎には下向きに曲がった毛が見られます。葉は三角状の卵形で、上部の葉が大きい。 (2016.5 東京都八王子市)