ヒキオコシ Isodon japonicus


ヒキオコシ

分類
シソ科 ヤマハッカ属
植生環境
山地
開花時期
8-9月 草地 林縁
地域
北海道南西部以南
特記
 -
特徴
丈は1mほど、葉は6-15cmの広卵形で基部は長いくさび型、柄があります。茎には4稜があり、下向きの細毛が見られます。
花は大きな円錐花序に付き、長さ5-7mm、多数ありますが疎らに咲きます。下唇はサジ状で長く前に突きだし、雄しべ、雌しべも下唇から少し出します。上唇に紫色の斑があります。
備考
エングラー : シソ科
類似種
クロバナヒキオコシ : 花は濃い紫色、雄しべ雌しべは舟形になった下唇におさまる。
撮影地
2011.9 静岡県富士宮市  他

ヒキオコシ

花が小さくて、遠目にはゴミが付いているように見えました。上部の節ごとに花序をよく伸ばします。 (2008.9 群馬県みなかみ町)


ヒキオコシ

花はほぼ白に見えるもの~淡青紫色、上唇には、紫色の斑が見られます。下唇は舟形。 (2017.9 福島県楢葉町 / 2018.9 静岡県富士宮市)


ヒキオコシ

葉は卵形~広卵形で基部は柄の翼に繋がります。 葉裏は脈上に曲がった毛が多く見られました。 (2018.9 静岡県富士宮市)