ケナシヤブデマリ Viburnum plicatum var. plicatum f. glabrum


ケナシヤブデマリ

分類
ガマズミ科 ガマズミ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 明るい林内
地域
東北~北陸に日本海側
特記
 -
特徴
ヤブデマリに比して若い枝や葉裏、花序などに星状毛がないか少ない。
葉は円形~広倒卵形、倒卵形で8-15cmと大きく先だけ尖り、基部はくさび形。側脈は9-15対と多い。
花序は両性花のまわりに不稔の装飾花が付く。装飾花は花冠5裂。
付記
学名先取権の都合でオオデマリの品種となっているが、オオデマリは本種の園芸改良種であり、実質的な基準変種。
備考
エングラー : スイカズラ科
類似種
ヤブデマリ : 葉が広楕円形~楕円形でやや小さく、若い枝や葉裏に星状毛が多い。
撮影地
2018.6 山形県西川町  他

ケナシヤブデマリ

花序は周囲に花冠5裂した大きな装飾花が付き、中央に両性花が多数付く。 (2017.5 青森県弘前市)


ケナシヤブデマリ

果実は楕円形で長さ5-6mm。 (2018.7 長野県白馬村)


ケナシヤブデマリ

葉は円形~広倒卵形、倒卵形で長さ8-15cmと大きく、先だけ尖る。葉脈は9-15対。 (2017.5 青森県弘前市)


ケナシヤブデマリ

葉裏に毛はないか、まばらに小さな星状毛が見られます。 (2018.6 山形県西川町)