エゾノタチツボスミレ Viola acuminata
(品種) シロバナエゾノタチツボスミレ  

2022.6.14 更新


分類
スミレ科 スミレ属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
4-6月 落葉樹林内 草地
地域
岡山以北
特記
 -
特徴
丈が大きくなりますが、それに比して花が小さくまばらに見えるすみれ。
丈は10-25cmで有茎。葉は卵形で先が急に尖り、基部は心形。托葉は櫛形。
花は葉腋から柄を伸ばして1つずつ付き、1.5-2cm、側弁に毛が見られ、唇弁に紫条があります。距は短い。
白花はシロバナエゾノタチツボスミレ(f. alba)と呼ぶ。
備考
エングラー : スミレ科
類似種
 
撮影地
2022.6 栃木県日光市  他

エゾノタチツボスミレ

花色はふつう淡青。花径は1.5-2cm、側弁に毛があります。側弁が閉じ気味で花柱は見えにくいが、花柱に突起がある。 (2022.6 栃木県日光市)


エゾノタチツボスミレ

距は短い。 (2022.6 栃木県日光市)


シロバナエゾノタチツボスミレ

葉は卵形で先は急に尖る。基部は心形。写真はシロバナタチツボスミレのもの。 (2012.4 山梨県甲府市)


シロバナエゾノタチツボスミレ

托葉は櫛形。 (2008.5 長野県佐久市)


(品種) シロバナタチツボスミレ f. alba

シロバナエゾノタチツボスミレ

白花はシロバナエゾノタチツボスミレと呼びます。場所によってはこちらのほうがよく見られる所も・・・。 (2014.5 岩手県岩泉町)